2017年12月18日

マネジメントに悩んだら「軍隊式」を取り入れる

「課長」となると大体は部下を率いてチームで業績を上げていかなければならない立場となります。そういった場面が多いと思います。


「個人的な能力は係長までだ。これからは人を使う能力だぞ」なんて言葉を掛けられた事を思い出しました。皆さんも思っている事なのでしょうか?「言った事しかやらない」「最低限の仕事で自分の事だけ」部下に対してそう思った事はないでしょうか?


その時点で、課長としてはまだまだなのかもしれません。どう人の心を掌握しチームワークを発揮させればよいのか?という事で本を買って読んだり、ネットで調べたり、いろいろ悩む人が増えていると言います。「同じことを悩んでいるんだ!」と自分を励ましながら仕事している日々ですが、悩んでいても始まりません。


通じるだろうと思ったことが通じていなかったり、逐一言ったことしかしないし、できないといった事に対して、口だけこぼしても無駄。かといって、なんでもこと細かく指示をして「うるさい上司」になればいいのだろうか・・・。


そんなストレスに対して今注目されているマネジメントがあります。


軍隊式マネジメントです。


うまく人を動かす力を身につけるために参考にする人が増えています。どういったものでしょうか?久々にまじめですよ(笑)


現在のビジネス環境は、昔に比べて圧倒的に複雑でいて、不確実になってきているといえます。次々と新しい技術やサービス・外部環境までもが変化して、これまでの当たり前が通じない。この言葉は当社のトップのよく言います。将来を見通して仕事を組み立てようとしても、変化が見通せずに仕事を組み立てることができないという状況です。


このようなビジネス環境の中では、従来の命令系統や組織が機能するのは難しいと言えます。例えば、朝・夕で指示が変更されたり、新しい試みの途中でさらに新しいものが入ってくれば、業務は非効率的になってしまいます。それぞれに対して、上司は毎回指示を出していては部下の創造性向上のチャンスも失わせてしまいます。


そこで出てきた「軍隊式マネジメント」とは?例えば、対テロリストなど不確実な敵と多国籍軍などの不確実な味方のなかでミッションを成し遂げるという「不確実性を前提とした組織運営」の方法です。


古きマネジメントは、国と国との戦争を前提とした、極限状態で最高のパフォーマンスを求められる組織運営といえるでしょう。完全縦割り上意下達の命令系統の組織です。


実際に欧米諸国の軍隊では、従来型のリーダーシップやコミュニケーションの取り方が徐々にうまく機能しなくなった結果、研究に基づいた大きな改革が実行されました。


この新しい軍隊式マネジメントが、実は、企業で注目されているというのです。まさに命のかかった戦場という極限状態で、各個人が自分のやるべきことを明確に理解し、組織全体の目的に沿った行動として確実に遂行できなければなりません。私たちのビジネスと変わりがありません。


上の指示を待っているだけでは、まともに攻撃を受けてしまいますし、個々がバラバラで全体の統率が取れていなくても、軍が弱体化し、目的を達成できなくなってしまいます。


つまり刻々と変化する目の前の状況に対し、個々人が柔軟な対応を組織全体の目的にかなう形で確実に取るようにさせる、軍隊ではそうしたマネジメントが、研究に基づくしっかりとした裏付けを持って実行されています。だから、企業内の組織運営にも応用できると注目を集めているのです。


一つの例として、英国の海兵隊では、細かな指示を出すのではなく、「ミッション」と「制約条件」の2つを作戦実行に関わる兵士に浸透させるようにしたそうです。要するに、目標の周知・徹底です。そして「制約条件」とは行動プロセスにおける諸条件です。


上層部は、何をすべきで、なぜそれをやろうとしているのか、その行動にかかる条件は何かを明示することのみを徹底して行います。行動をどうするかは兵士個人に考えさせるのです。


目標に関しては、中長期的なビジョンの策定と、短期的な個人の達成すべき目標の策定に重点が置かれており、これらを決定して周知することに徹したら、あとは前線の兵士個人に一任する。現場判断に任せる自由を確保することです。


この作戦遂行理論により、兵士はそれぞれ創造性を発揮し、ミッション達成への道筋を考えて行動するようになったと考えられ、創造性と生産性(成果の達成)が高まったと言われています。


さらにもう一つ。米軍では同じように、あえて詳細な指示を出すことをやめ、兵士の自主性を尊重して、自ら判断し動くことを推奨するようになっています。この場合も全体の統制を取るため、大きなミッション、向かうべきゴールのみを明確にし、これを共有することが徹底されています。


二つの例で共通している最大のポイントは、現場へと大胆に権限を移譲したという、柔軟性のあるマネジメントだという事。そしてリーダーらが示す目標・ビジョンは、簡潔にまとめられわかりやすく、実現期日も明示されていることが大切とされているそうです。


ここまで来ると、企業のチームマネジメントでも広く応用できる考え方だと思いませんか?


現在は"働き方改革"によっても、よりひとりひとりの働き方や価値観を尊重し、個々人が柔軟に選択して働ける環境の整備が強く求められるようになっています。こうした環境の中では、今までのような「精神論」で訴えるようなリーダーシップは通用しません。


「指示を待つばかりで動かない、だからあらゆることを常に細々指示しなければならない」などと決めつけずに、見方を変えてみれば良いと思います。細部まで詰めるパワーマネジメントではなく、部下を信じる、認める、褒めることで自主性を引き出すしなやかなマネジメントの実践にこと突破口があるのです。


チームとして達成すべき目標と、今日1日のミッションを話し合い、明確化することに努め、詳細な判断や方法といった実行にかかるプロセスは任せるというマネジメント手法・・・、裏を返せば、「丸投げ」とも捉えられるかもしれませんが、そこに発生する責任はしっかりと取る。だからこそ部下たちはのびのびとチャレンジできるのかもしれません。正直初めは勇気が必要かもしれませんが、ぜひ一歩踏み出し、実行してみてはいかがでしょうか?


最近我が社の中堅社員にもこういった指導が始まっています。




posted by なーたのうた at 21:35| Comment(0) | はい!朝礼始めます。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

どんだけある?マンホールの有事の使い方

東日本大震災・・・きっと忘れられない出来事。直接的な被害は本当に少なかったものの、実家が沿岸にあるため人ごとではありませんでした。いろいろな事を経験し、考えさせられたわけですが、少し明るめのはなしに切り替えていこうと思います。


まずは、水が使えなかった事により困った事の一つとして「トイレ」がありました。結局、仮設トイレがたくさん設置されるなどしてもいずれは、くみ取りが必要になります。そのバキュームカーすら手配できない状況もあります。


処理施設が被災したりした場合は、仮設トイレさえ使えなくなることもあり得たはず。


何よりトイレが不衛生だった時、大きなストレスを感じた経験は誰でもあるのではないでしょうか?不自由な避難生活のなかで、さらに精神的なダメージを与えるスペース。トイレって当たり前のように通う場所ですが、結構重要な空間です。


トイレが快適でないと、人はどうなるのか?


単純に、トイレに行く回数を減らそうと水分を控えるようになります。すると、脱水症状が起こり、エコノミークラス症候群にかかりやすくなります。この話は、熊本地震でエコノミークラス症候群の多発が問題になった事の因果にトイレ事情が絡んでいたところからのものです。


脱水症状で血液の流れが悪くなると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まるらしいので、まさに悪循環。実は、災害時のトイレは、生命にかかわる重要な問題なんです。防災対応の際の落とし穴といいますが、盲点です。


そんな仮設トイレについて不安があるなら、どうでしょう?


「マンホールトイレ」


その気になって観察してみると意外とたくさんあるものです。正直これはトイレに活用できるんです。だからと言って、普段からあちこちで使わないように!恐らく捕まってしまうんじゃないでしょうか?


マンホールの蓋を作る業界団体である「日本グラウンドマンホール工業会」の発表ですと、マンホールトイレが開発されたのは「阪神大震災」が起きた1995年。実際に震災発生後の被災者がトイレに困った挙句、仕方なしにマンホールのふたを開けて板を渡してトイレとして利用した事に始まります。


これをきっかけに相模原市など一部の自治体とマンホール関連の企業が共同開発し、製品化したのが始まりなんだそうです。例えばこんな感じ
mannho-ru.png

国交省によると、海外にはなく日本独自のものらしいです。


でも、マンホールって何なの?って事にもなりますが、ふだんは蓋しか見ることのないマンホールは、下水道として生活排水などを集めて処理するために全国各地に張り巡らされています。現在、人口に対する普及率は80%近くに達しているそうです。


さらに人口の多い都市部ではほぼ100%というスマホ並みの普及率です。ではその全国の下水道を繋げた層全長はというと、全国で約46万キロになります。どんだけの距離?皆さまのマイカーの走行距離で考えてみてください。


マンホールの設置や運営は、市町村が行うものが多いのですが、複数の自治体にまたがる下水道を都道府県が管理する場合もあります。


家庭からの生活排水は、以前は河川などに流れ、川や沿岸の水質の汚染につながるケースが多かったのですが、都市整備とともに広がった下水道の普及によって、私たちの身の回りの水質は大幅に改善されたのです。


その下水道をメンテナンスするために掘られている穴が、マンホールなんです。下水道のほぼ50~60メートルに一か所開けられており、下水道につながっています。


実は、マンホールには下水道とは別に、電力会社やガス会社の設備につながっているものもあります。そんな穴にボトボト○○○を落とされては大変な事になります。しかし、見分ける方法があります。


下水道につながっているマンホールの蓋には、市町村名が書かれていることが多いので、この話思いだしたときに探してみてください。歩道に多く作られています。


学校などの大きな施設には、施設内の汚水を集めて下水道まで送る排水管もあり、これにもマンホールが設けられていたりします。


全国にいくつ存在するのか?なかなかロマンある疑問ですが、下水道を所管する国土交通省も正確な数を把握していないそうです。まぁそれだけマンホールは各地にたくさんあるという事でしょう。


と言いながらも、全国で約1400万か所という説もあります。街を歩いていて「いやぁ結構増えたなあ、どこ向いてもセブンばっかりだ」と思っていたセブンイレブンは2017年5月時点で19579件。おっ!と思いましたが、

マンホール 14,000,000か所
セブン      19,579件

全然敵いません。国内にあるコンビニ全店を足しても到底かないません。


正直、日常生活で意識することは少ないわけですが、都市部ではほとんどの場所にあるといっていいマンホール。下水道は、電気や水道などと比べ、災害に強いインフラです。


施工時に耐震対策をしているほか、地中に埋まっているため揺れの被害を受けにくいという特徴があります。国交省によると、東日本大震災の被災地でも、管がはずれたり、液状化で土砂が詰まったりする被害の割合は全体の1%程度だったという報告です。それを災害時のトイレに活用できるとなれば、、、、使わない手はないと思います。


こっそりと記憶の片隅に残しておきたいですよね。




posted by なーたのうた at 21:47| Comment(0) | ちょとでも得したい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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