2016年11月14日

【基準値超え】ますこ・すじこ類の自主回収

自主回収のお知らせです。


プレスでは別な所から回収が出ていましたが、弊社には青森県青森市にある「オカムラ食品」の販売する
「ますこ醤油漬け」に関して、添加物の基準値超えによる回収指示でした。


さらに、同じ工程で製造された「筋子」類も回収です。


札幌市の収去検査で「亜硝酸根が基準値を超えている」事がわかり、同一工程による製品も含めて自主回収となりました。検査に引っ掛かったのは・・・・

「ますこ醤油漬け(一本漬け)」
「ますこ醤油漬け(MRA-50)」


のようです。そして同一工程で製造された

「ますこ醤油漬けNO2」
「業務用カットタイプ筋子」


も回収対象となります。


ちなみに「収去検査」とは食品衛生法第28条に基づくもので、微生物や残留農薬・食品添加物などの検査のために、無償で必要なものを製造施設や店舗から採取して食品等の抜取り検査を行うものです。


もちろん収去の際は、勝手に持っていくことはなく、収去の理由等が記載された「収去票」を必ず置いていくことになっています。


回収理由の「亜硝酸根の使用基準値を超えた数値が検出された為」と言う事ですが、法律違反の為「回収」という事で認識しています。


食べて、「ただちに健康被害がでるとも考えにくい」とのメーカーの見解もあるように「違反」として自主回収を決めたようです。


亜硝酸根とはハムやソーセージなどに利用される「亜硝酸」の規定量を亜硝酸根と呼びます。


この亜硝酸は発色剤や保存料として使用される添加物です。法律で定められている規定量は


食肉製品及び鯨肉ベーコン 70ppm
魚肉ソーセージ及び魚肉ハム 50ppm
いくら、すじこ及びたらこ 5ppm



このように食品衛生法で基準が定められています。


これを見ても、日ごろから摂取している量(ハム・ソーなど)の基準値より1/10の基準を超えていた程度ですので、健康被害は可能性として低いでしょう。


でも、ある研究結果では、血中のヘモグロビンを酸化させてメトヘモグロビンになるとか。これは酸素を運ぶ仕事をしない為、酸欠状態となるのだそうです。血中の酸素がなくなると・・・脳に酸素が回りませんね。動物はこれで死にいたるのだそうです。


仕組みとしてはこのような流れですが、実際に人ではこの中毒は起きないとされてきましたが、注目されてはじめています。ハム・ソーセージ類は体にはあまり良くないよ!という話、少しは納得されたでしょうか?


脅かすつもりじゃありませんが、法律で基準が定められているものはこうしたトラブルを避けるために守るべき数値なんですね。起きてからじゃ遅いですからね。


オカムラ食品は、当該商品の出荷を保健所の許可が下りるまで「二週間くらいかなあ」との事で、販売を控えています。


お客様からの回収もしてきましたし、返品と赤伝の依頼を後日しますね。



posted by なーたのうた at 19:17| Comment(1) | 食品事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月08日

o-157感染の原因はここだった・・・・

同業者における食品事故は、とても他人ごととは思えませんね。


静岡でも大手の食肉加工会社「米久」(沼津市)は6日、冷凍メンチカツ「ジューシーメンチカツ」(14個入り)計約2万パックと、冷凍コロッケ「クリーミィーコロッケ」(14個入り)の計約3万パックを回収する事を発表しました。


何が起きたかというと、米久が販売した冷凍メンチカツからO-157が検出されたのです。実際の製造は静岡の食品加工卸業者「タケフーズ」。


つい先日も同じような事が起きてましたよね。???「静岡?」


先日のO157事件


そう言えば、先日の「肉の石川」集団食中毒も冷凍メンチカツを販売し、食べた男女が病原性大腸菌O157に感染していたものでした。


”肉の石川は静岡にある会社に製造を委託”


やはり・・・


肉の石川が製造を委託していたのは静岡にある「タケフーズ」。同一会社でした。


一発目は名前の出なかったタケフーズですが、ここで正体が現れました。販売先2か所で同じ事故が起きてしまいました。


巨大な工場ではない「タケフーズ」。むしろ以外に小さい会社でした。肉自体に混入されていたとすれば、同ラインでの製造品も汚染されている可能性は十分にあります。


これ以上の被害が出なければよいですが、むしろ手遅れ!?




posted by なーたのうた at 12:20| Comment(0) | 食品事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月01日

メンチカツから腸内出血性大腸菌0-157検出 神奈川県

畜肉加工メーカーさんの対応は早いです。


「弊社は『肉の石川』との取引はありません」


ちょっと何の事だかわからずも調べてみました。食肉販売会社「肉の石川」が販売した冷凍メンチを食べた男女17人(1~79歳)が下痢や嘔吐おうとの症状をを訴えました。全員から腸管出血性大腸菌O-157が検出されたと発表。


心配なのは、このうちの8歳女児と5歳男児が重症という事。検体として残った冷凍メンチからもO-157が検出されました。


ここは神奈川県の調べ。

冷凍食品「和牛・相模豚 メンチ 肉の石川」は、肉の石川が静岡県の会社へ製造依頼したもの。それは、イトーヨーカドーの神奈川、千葉の各店舗で販売されていた商品。基本的に消費者が油で揚げ調理をし食べるもの。調理時に中まで十分加熱されなかった可能性もあるとしています。賞味期限は2017年2月26日のもので、イトーヨーカドーは同時に扱っていたとみられる同2月17日と4月12日のものも回収対象にし対応しています。
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まぁ一時期流行って以来、手洗いや消毒の義務化などをした学校も過去にあったなぁと思いだしました。それだけ、集団食中毒の原因にもなりやすいもの。


≪今回の件を独自に検証≫

報道された商品の特徴として

①加熱済み商品ではなく、「生メンチカツ(具が生肉)」である。
②購入したご家庭で、表示された油調調理をして食べるもの。
③牛肉を使用している為、牛肉にO-157の混入している可能性を完全に排除出来なかったと想定される。


下痢や腹痛の発症原因について

①家庭での油調調理時の加熱不足による、O-157の生存の可能性
②食べるまでの最終工程である油調調理時の中心温度75℃ 1分以上の十分な加熱がされていれば回避出来たものと想定される。


となれば、調理した家庭の問題?とも思われますが、そこは指摘しません。「牛肉に混入していて当たり前」とも考えたくはありませんが、実際の調理方法などの検証もされるのでしょうね。また、製造工場の衛生管理などももちろんチェックされるでしょう。


そんな事で・・・・


おさらいしておきましょう。


O157の生存条件・増殖条件

●口から入ったO-157の大部分は胃の酸にも負けない対酸性。
●水の中、土の中で数週間~数ヵ月間生きている。
●低温に強く、冷凍庫内でも生きている。
●温かく栄養分と水分があるところで盛んに増殖。
●体内では大腸で繁殖する。

○熱には弱く、75℃1分間の加熱で死ぬ。
○乾燥、低温を保つことで増殖を抑制可能。


まずはしっかり過熱する事が大事だと言う事ですね。


O-157は家畜などの糞便中にときどき見られるもので、糞便や糞便で汚染された水、食物を介して、人の口に入りO157感染症を起こします。さらに強烈なのは感染力。O157の感染力は非常に強く、100個程度のO157が身体の中に入っただけでも、症状がでます。(だいたいの食中毒は、100万個以上の菌が身体の中に入らないと食中毒とまでは起こりません)


混入していたとして、製造工場の管理に不備があれば増殖します。増殖後に低温保管してもそのままですから、最終加熱が甘かった場合、必ず発症してしまいます。


とても怖い病原菌です。




posted by なーたのうた at 19:10| Comment(0) | 食品事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月29日

はごろもゴキブリ事件の影響

ゴキブリの油漬け・・・・

そんなレッテルを貼られてしまったはごろもフーズ。問題の起きたロットの回収をしないという対応。賛否がネット上をにぎわしています。いや、「賛」は無いか。


HPの「お詫び」文書を読みました。弊社でもお付き合いはそれなりにあり、担当者から詳しい文書と連絡が来るはずでしたが、結局当日中にはきませんでした。


大手スーパーが棚からはずすなどの対応に追われているのかもしれませんね。


はごろもフーズのツナ缶にゴキブリ混入

はごろもフーズの経営理念「人と地球に愛される企業を目指す」には、食品を製造し販売するなかで関係するすべてへの幸せを追求する思いが込められています。


はごろもフーズの製品の源泉は地球の恵み・海や大地の産物を大切に扱う、そうした気持ちが工場内で「昆虫と共生」を善としてしまっているのか?


ちょっとひどい言い方になってしまいました。申し訳ありません。でも、スーパーの対応もやり過ぎではなく、やっぱり良く考えれば、少なくとも同じロットの製品は回収して欲しいしそうした発表はいくら過去に製造された商品で、ほぼほぼ市場に残っていないとしても通知が必要だったんじゃないかなぁって。


実際に利用する側とすれば、お金を出して購入するにはちょっと躊躇しますね。


となると、大体メーカーのシーチキンが売上という恩恵を受ける?では、どのメーカーになるのだろう。


と言っても、シーチキンって鮪や鰹の油漬けのことで、はごろもフーズの商品名。「他のシーチキンってありますか?」って聞いちゃったら同じはごろもの別規格が出てきますよ。


マルハニチロ、いなば、極洋、伊藤食品・・・・どことのパイプが太いかで選択するんでしょうかね。欠品が生じそう。





先日の異物混入事件

 異物っていうか「指」入ってるし・・・

posted by なーたのうた at 12:22| Comment(0) | 食品事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月28日

シーチキンのゴキブリ混入|はごろもフーズ

報道もさることながら、ネット上でもいろいろ書かれるもんですね。


はごろもフーズはホームページ上でも「お詫び」の文書を掲載し、『自社販売のツナ製品にゴキブリと推定される小さな虫が混入していた』件を発表。


「シーチキンLフレーク」(缶詰)内容量70g
バーコード 4902560012409
賞味期限 2017.12.19 (製造日は2014.12.20)
製造所固有記号 OKT 

シーチキン.jpg


当該工場は10月29日に製造を休止します。静岡市にある興津食品㈱(はごろもの協力工場)です。案ずるは我が身ですが、自社では扱っていない商品でしたが、やっぱりお客様からはお問い合わせを頂きますね。


事の経緯は・・・

10 月13 日、山梨県にあるスーパーで、シーチキンLフレークを購入された方から「製品に虫が混入している」という連絡があったようです。メーカーが調査したところ、製造工程で混入したゴキブリである可能性が高いことが判明したのです。それがまた、製造日から1年10 ヶ月を経過したものでした。それがいいとか悪いとかではなく、現在に至るまでに、同様の申し出がないことから、連続性はないものであると判断したのです。


結局、公表された時期が発生から遅くなった点について、「お客様への対応を最優先したため」としています。まぁ隠そうとしたのではないと思いたいのですが、ちょっと疑問な点として、「自主回収」という判断を現時点でしていない事。


基本的に食品事故においては、事故の発生した製造ロットにおいて回収を行うものです。絶対ではないのかもしれませんが、考え方によっては、この度混入していた「ゴキブリ」の足、触角なんかが同ロットにも入っていないとは言い切れないでしょう。


それとも、今回申し出のあった混入物を確認した結果、「このゴキブリには破損部位がない為、多量に製造された同ロット品に問題はなく、この一個です」と言うのでしょうかね。


その前に、気持ち悪くて不安になりますってね。製造ロットを公開しているので、心当たりある方はチェックされた方がいいですね。


今後の対応が気になりますね。


大手スーパー棚からはずしている模様。
株価は下げ





以前のはごろも記事
  時流に乗る減塩・・・・

posted by なーたのうた at 20:46| Comment(0) | 食品事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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