2025年02月17日

吉本興業とコラボの食品問屋

食品の卸売業として最大手、日本アクセスが吉本興業と直接契約を交わしたとの事。

よしもと芸人と冷凍食品などを企画・開発していくようです。


コラボ第一弾は市販冷食の「よしもと芸人のたこ焼屋さん吉たこ」という事で、参考価格¥398で6個入り。

こちらは4月1日に発売となります。


日本アクセスは総合展示会を横浜市内で開催し、1万4500名を集客しましたが、その会場で「日本アクセス×吉本興業始動」「朝食向上委員会(仮)」といった幅広い取り組みを紹介していました。


よしもと芸人がメディアやSNSでコラボ冷食について対象発信することで、売り場活性化と冷食の買い上げ点数拡大につなげようという狙いがあるようです。

「吉たこ」はよしもと芸人が従業員としてたこ焼などを調理・販売する外食店の屋号で、なんばグランド花月店と万博店の2店舗を展開しています。

芸人が考案した同店の看板メニューを冷食で忠実に再現した商品となります。

味の決め手は、トッピングの塩こんぶとマヨネーズを冷食でも同様に味わえるようにしたところのようです。そして、製造はテーブルマークが担っています。


第二段も進んでおり、先にお伝えしますと「とろろしょうゆ」という事。

製造は同じくテーブルマークになるようです。業務用の担当者としかコミュニケーションをとっていませんが、どんな商品なのか?今度聞いてみようと思います。


posted by なーたのうた at 18:25| Comment(0) | その時のトレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月06日

鶏卵加工品がとんでもない状態になっている

卵の価格はだいぶ上がりましたね。

すでにご存じの通り、卵が足りないんです。でも、消費者には「高くなったわねぇ」くらいの感覚なのかもしれません。

しかし、業界では前年実績の50%~80%の出荷制限がかけられていたり、休売となったりで、どうやっても従来通りの供給ができない状態になっています。

その業界とは「業務用食品」です。加工用原料としての卵が入ってこず、冷凍食品をはじめとする鶏卵加工品が供給できなくなっています。大手の例を挙げると、キユーピーでは冷凍の厚焼き玉子類が3月から休売。ニチレイフーズのかに玉などは出荷規制。チャーハンの一部も卵が入っているので入荷待ち。

冷食メーカーも自分たちで卵を割っているのではなく、液卵というすでに溶いてある冷凍の卵を使用するのですが、それらはキユーピーから供給されているため、そこを止められると製造できないという状態になっているのです。

なぜここまでひどい状況なのかというと、国の方針も関係しています。


話を鳥インフルエンザによる殺処分のところにさかのぼりますが、卵を産んでくれるにわとり「採卵鶏」の数は国内に1億4000万羽いるとされています。その採卵鶏から生産される国内の卵は250万トン。この辺のデータは農林水産省のホームページでも確認することができます。

そして今シーズン、鳥インフルエンザによって淘汰された数は1470万羽を超える報告となりました。(2月末)

つまり、約10%の採卵鶏がいなくなっているのです。すると生産数も10%の25万トンが不足することとなります。


10%の不足が、どうして製品となると50%近い影響となるのか?

それは、市場別の内訳と国の方針が関係します。


250万トンのたまごの内訳は
 ⤵⤵
125万トン:家庭用市場(10個パックのたまごなど)

 75万トン:業務用市場(5kg、10kgといった箱玉)

 50万トン:加工用原料市場(製菓や加工食品用として原料になる分)

このような感じで、5:3:2 の内訳になっています。


約200万トン(家庭用+業務用)は基本的に殻つきのまま販売されますが、この部分を国が守っているんです。

「守る?」とは、約200万トンの市場については、優先的に供給をしなさい!という通達を業界団体(生産者)に出して、10%減となった卵はこの200万トン市場に向けられているのです。

という事は、25万トンの減少分はどこから削られるのか???

それが50万トンの市場である「加工用原料市場」なわけです。


分母が小さいですから、全体で10%減少という25万トンですが、加工用原料市場からしたら50万トンのうち25万トンの減少となるわけで、そのダメージは50%減となるんです。

この内訳と、内部で行われている生産者からの供給の流れが見えていないうちは、「10%減なのにそこまで影響出る?」なんて疑問になってしまうんです。


安価で良質なたんぱく源である「たまご」のありがたさを実感しつつ、今の状況をどうやって乗り切ろうかと奔走中です。

力技になりますが、あるうちに仕入れるってことも一部では通用しますが、大手は出荷規制をしており、すでに実績数に合わせてそれ以上の注文はすべて欠品とする対応を始めています。


身の回りの外食店やコンビニの商品、スーパーの総菜売り場なども様変わりしていることにお気づきの方もいるかもしれません。

食品業界、特に業務用の鶏卵加工品についてはこんな状態があるんです。

しばらくは続くとみられています。





今回初めて動画に自分を出しました。満を持して3秒くらい(笑
だれも待っていないって話ですが、思いきりましたね。
出張の際のショート動画です。応援よろしくお願いします!
https://youtube.com/shorts/WdMvINS03tE
posted by なーたのうた at 19:35| Comment(0) | その時のトレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月01日

鮭缶を容器に使ったパイ包み焼きが話題

#映え #サーモン #話題

食事って盛り付けや食器も大事だったりしますよね。

外食店ならなおさら感じます。これはマネしたい!って思ってしまいました。

東京都渋谷区にある「サーモンパンチ」という、メニューの大半がサーモン料理という振り切ったスタイルの店舗。

20~30台の女性を中心に高い支持を得ているという店舗ですが、愛知と東京で3店舗展開しています。


沢山のメニューの中で今回ご紹介するのは、鮭の缶詰を器に使った「サーモンのクラムチャウダーパイ包み焼き」です。
無題.png
多いと思うか少ないと思うかは、店舗の来店数にもよりますが、一品料理でありながら、日販10食は売れるのだそうです。

見た目がかわいいという事もありますが、鮭缶が器なので中身もそうか?と思いきや、クラムチャウダー用のサーモンを焼いてから粗めにほぐし、香ばしくリッチな味わいに仕上げた逸品が舌をとろけさせるおいしさが人気の秘密です。

中にはサーモンの他、あさりやミックスベジタブルも入っています。

こうしたメニューは提供時間も気になりますが、オーブンで15分かかる調理を、仕込み段階での工夫で5分程度の加熱で提供できるようにしているのもありがたい商品です。


サイズ感もちょうどよいポットパイ、話題にならないわけがありませんよね。



posted by なーたのうた at 18:32| Comment(0) | その時のトレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月23日

コロナ感染しました。新しい生活を経験しました

みなさま、お疲れ様です。

お盆も終わり、同時に出社再開したわけですが、お盆中は「コロナ」に感染させて頂き、小部屋で隔離生活を送っておりました。


久々に、妻の手料理を食べるなど、いつもと違う生活を送らせて頂きました。

社内で4名ほど、ぽろぽろと感染者が出てしまい、エリアを分割して業務を行っていたにもかかわらず、複数のエリアからバラバラに感染者が出るという状況でした。

とはいえ、まったく接点をなくしていたわけではないので、ちょっとした時間で、隙をついてウイルスたちが侵入してきたんでしょう。


とりあえず、大事には至らず復帰できたことはありがたい事ですし、周囲にもご迷惑をかけていた事は忘れてはいけませんね。

どちらかというと、事務よりの業務が多い為、自宅療養というよりも自宅勤務でした。


ワンシーンを動画で表現してみました。

共感できるものがございましたら、ぜひともチャンネル登録などなどよろしくお願いいたします。

https://youtube.com/shorts/tMFwlBxePnY?feature=share

https://youtube.com/shorts/dIrbn9JTQPs?feature=share




posted by なーたのうた at 19:03| Comment(0) | その時のトレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月05日

業界初!新感覚調味料「フローズンドレ」とは

#フローズンドレ
#めいらく
#アイスクリーム

キンキンに凍ったまま盛り付ける調味料として、これまでにない新感覚の商品が登場です。

スジャータめいらくグループが4月8日から発売する「フローズンドレ」は、冷凍タイプのドレッシングのような調味料。野菜のシャキシャキ感を一層際立たせ、食材の上で溶けていく様が楽しめるという、ドレッシングの概念を一新するであろう業界初の画期的な提案です。

あの、新幹線の"スゴクカタイ"アイスクリームやソフトクリーム、さらには柔らかく溶けにくいシルクアイスまで、アイス製品を幅広く展開しながらも、業務用ドレッシングにも定評のあるスジャータめいらくグループが、同社の二つの技術を結集して画期的な商品を投入してきました。

「フローズンドレ」は、アイスクリーム状の冷凍ドレッシングのような調味料で、ディッシャーなどを使って凍ったまま盛り付けるオペレーションです。

ワクワクが止まらない商品ですよね。

サラダにかけた時、いや、のせた時、ゆっくりと溶けていく様はSNS映えする事は間違いないですよね。スプーンでも容易に扱う事ができて、同じ器に異なるフレーバーをのせたり、リボンの用に上品にデコレーションするなど、今までドレッシング類は「液だれ」などを気にして粘度を調整したりしていましたが、まさに立体的な表現が可能な調味料です。

その他にも、ドレッシングかけた後の野菜などからは、水分が出て時間が経つと「シナッ」としてしまいがちですが、キンキンに凍ったドレッシングであれば、野菜をシャキッと食べる事が出来ます。(そんな気がします笑)

口の中で溶けていくドレッシングの感覚は絶対に新鮮な感覚。

サラダだけではなく、肉料理や麺料理にも応用でき、フレーバーによっては無限の可能性を秘めた商品となります。職人のアイディアを震わすとんでもない商品が出てきたと思います。

スタートを切るフレーバーは6種類で、

定番の「青じそ」は、酸味がしっかりしています。カルパッチョに仕上げたり、和風の冷静パスタもおススメです。

コーン」はやさしい甘みが魅力のフレーバーで、ポテトサラダにもぴったりです。

ガーリックが際立つ個性的な存在が「バーニャカウダ」です。ディップのイメージで野菜スティックの他、揚げたての唐揚げにも合います。

シーザー」はサラダの上でおしゃれを演出できる逸品ですし、こちらもドレッシングの定番「胡麻」は、香ばしい風味で映える冷やし中華に使ったり、冷静ごましゃぶなど、アイディアが広がります。

そして個性派2品目の「アボカド」は、コクがありさわやかな酸味が特徴です。シュリンプカクテルなどにどうぞ。

それぞれ1,000mlの容器入りで、バルクアイスのような規格です。ここのところ厳しい状況だった外食にまた活気が戻りそうな楽しみな商品ですね。


posted by なーたのうた at 19:14| Comment(0) | その時のトレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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