2018年02月21日

迷ったのでチーム作りの本を読む

海外の書籍なんて全く興味がないのですが、その内容には興味があったりします。


興味だけでは英語は読めないので翻訳されたやつとか読んだりするんですが、よくある「迷ったマネジャーがとりあえず知識でどうにかしようとする」状態です。


チームビルディングは実践が大事ですがどう動いたら良いのか?のヒントでも得たいんですよね。


読んでみた内容は、「コミュニケーション」について。


例えば、あるミッションに取り組んでいるとき、チームメイトがすでに同じ任務を終わらせていたと気づく。あるいは、自分はほかの人の担当だと思っていたのに、周囲はあなたの担当だと思っている任務があった(結局その任務に取り組んでいる人は誰もいなかった)・・・


よくありそうですよね。こんな「無駄になった時間」を計算していると、どんどん気分が重くなっていきます。


働き方改革の現代になるべく無くしたいあるあるに対して、生産性を守る簡単な方法があると言います。


実際、慣例として取り組んでいる事も多い「デイリー・スタンドアップ」や「スタンドアップ・ミーティング」と呼ばれる、立って行う短い会議のことですが、優秀なソフトウェアチームが10年以上前から実践している手法なんですって。


コンセプトはいたってシンプル。チーム全員が5~10分集まり、各メンバーが昨日達成したこと、今日取り組むこと、そして問題点について情報を共有するだけだ。わずか数分間で、任務の重複や放置を予防できます。朝礼のようなイメージかもしれませんね。


チーム内での調整と伝達が、生産性に不可欠であることは承知のことですが、意外なことに、正しく調整・伝達することは容易ではありません。


事実、企業の幹部や従業員、教育者の86%が、職場における失敗のほとんどは非効果的なコミュニケーションが原因だと考えているそうです。


失敗は高くつきます。従業員が100人いる企業の場合、質の悪いコミュニケーションで余計な時間を食うことが理由で、年間平均52万8000ドルの損失を出していると言います。


いちいち集まらずに電子メールを送れば解決するんじゃないですか?


そう思ったのですがバッサリ・・・


そのやり方は間違っている、潔く書籍に否定されました。働く人たちは平均して1週間のうち13時間を電子メールに費やしていて、96%の人がが少なくとも数時間は完全に無駄にしているそうです。そして、「本当にやるべき仕事」の負荷が大きくなると考えています。


つまり、電子メールが増えればストレスが増大するということ。ストレスのたまった従業員は病欠が2倍近くに増え、仕事の生産性も低下する。


スタンドアップ・ミーティングは、電子メールの素晴らしい代替手段としてどんどん取り入れるべき‼としています。時間がかからないだけでなく、チームワークを強化できるため、さらに。ペースが速く活気があるため、お決まりの日常業務に良い刺激をもたらすことができるのだそうです。


それでは、毎日のスタンドアップ・ミーティングでやるべきことと、やるべきでないこととはどんなことなんでしょう?


やるべきこと:


・時間帯を決める。伝統的には朝行うものですが、朝にこだわる必要はない。

・職場にいないチームメイトも参加させる。可能であれば、ビデオチャットを使用。ビデオが使えない場合は、スピーカーフォンで代用。

・活気を維持する。ランダムな順番で発言することを試してみること。何かモノ(帽子、ボール、ゴム製のニワトリなど(笑))を投げ、受け取ったチームメイトが次に発言する。

・障害に直面していたら、チームリーダーに伝え、解決の手助けをしてもらおう。

・関係者に話を聞いてもらう。ただし、話に参加させてはならない。あなたが話す番なのだから。あくまでもその時点では聞いてもらうだけ。


やるべきでないこと:


・椅子に座るべきではない。これは非常に短時間なミーティングなのだから、立っていると、無駄話をする気にならない。

・細かい話をするべきではない。話が長引きそうになったら、いったん保留して次に移ろう。後で関係者と続きを話せばいい。

・日時や場所をコロコロ変えるべきではない。変更は混乱を招き、遅刻者が出る。その結果、必要以上に時間がかかる。


このような感じです。その他にも、タスクを明確化することで更なる効果が期待できます。


・タスク志向

タスクボード(ホワイトボードや「トレロ」アプリなど)の周りでスタンドアップ・ミーティングを行い、任務を一つ一つ確認していく。任務を終わらせるのが必要か、誰かが手伝うべきか、どれくらい作業が残っているかを話し合う。


・簡単なプレゼンをする

仕事の状況を共有するために10分間を使うのではなく、専門知識や朝の電車で読ん
だ良い記事を共有するために使う。誰も共有したいことがない日は、何かのデータを掘り下げてみるといい。目標と主な結果をどのように追跡しているか?など進捗の確認ですね。


全員が同じ土俵に立つことが重要なんです。そして、今取り組んでいる任務を明確化することで、全員にとって物事をスムーズに進める事が出来るようになります。


さっそく、スタンドアップ・ミーティングに挑戦してみよう。


俺、腰痛いけど・・・
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posted by なーたのうた at 12:18| Comment(0) | はい!朝礼始めます。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月18日

マネジメントに悩んだら「軍隊式」を取り入れる

「課長」となると大体は部下を率いてチームで業績を上げていかなければならない立場となります。そういった場面が多いと思います。


「個人的な能力は係長までだ。これからは人を使う能力だぞ」なんて言葉を掛けられた事を思い出しました。皆さんも思っている事なのでしょうか?「言った事しかやらない」「最低限の仕事で自分の事だけ」部下に対してそう思った事はないでしょうか?


その時点で、課長としてはまだまだなのかもしれません。どう人の心を掌握しチームワークを発揮させればよいのか?という事で本を買って読んだり、ネットで調べたり、いろいろ悩む人が増えていると言います。「同じことを悩んでいるんだ!」と自分を励ましながら仕事している日々ですが、悩んでいても始まりません。


通じるだろうと思ったことが通じていなかったり、逐一言ったことしかしないし、できないといった事に対して、口だけこぼしても無駄。かといって、なんでもこと細かく指示をして「うるさい上司」になればいいのだろうか・・・。


そんなストレスに対して今注目されているマネジメントがあります。


軍隊式マネジメントです。


うまく人を動かす力を身につけるために参考にする人が増えています。どういったものでしょうか?久々にまじめですよ(笑)


現在のビジネス環境は、昔に比べて圧倒的に複雑でいて、不確実になってきているといえます。次々と新しい技術やサービス・外部環境までもが変化して、これまでの当たり前が通じない。この言葉は当社のトップのよく言います。将来を見通して仕事を組み立てようとしても、変化が見通せずに仕事を組み立てることができないという状況です。


このようなビジネス環境の中では、従来の命令系統や組織が機能するのは難しいと言えます。例えば、朝・夕で指示が変更されたり、新しい試みの途中でさらに新しいものが入ってくれば、業務は非効率的になってしまいます。それぞれに対して、上司は毎回指示を出していては部下の創造性向上のチャンスも失わせてしまいます。


そこで出てきた「軍隊式マネジメント」とは?例えば、対テロリストなど不確実な敵と多国籍軍などの不確実な味方のなかでミッションを成し遂げるという「不確実性を前提とした組織運営」の方法です。


古きマネジメントは、国と国との戦争を前提とした、極限状態で最高のパフォーマンスを求められる組織運営といえるでしょう。完全縦割り上意下達の命令系統の組織です。


実際に欧米諸国の軍隊では、従来型のリーダーシップやコミュニケーションの取り方が徐々にうまく機能しなくなった結果、研究に基づいた大きな改革が実行されました。


この新しい軍隊式マネジメントが、実は、企業で注目されているというのです。まさに命のかかった戦場という極限状態で、各個人が自分のやるべきことを明確に理解し、組織全体の目的に沿った行動として確実に遂行できなければなりません。私たちのビジネスと変わりがありません。


上の指示を待っているだけでは、まともに攻撃を受けてしまいますし、個々がバラバラで全体の統率が取れていなくても、軍が弱体化し、目的を達成できなくなってしまいます。


つまり刻々と変化する目の前の状況に対し、個々人が柔軟な対応を組織全体の目的にかなう形で確実に取るようにさせる、軍隊ではそうしたマネジメントが、研究に基づくしっかりとした裏付けを持って実行されています。だから、企業内の組織運営にも応用できると注目を集めているのです。


一つの例として、英国の海兵隊では、細かな指示を出すのではなく、「ミッション」と「制約条件」の2つを作戦実行に関わる兵士に浸透させるようにしたそうです。要するに、目標の周知・徹底です。そして「制約条件」とは行動プロセスにおける諸条件です。


上層部は、何をすべきで、なぜそれをやろうとしているのか、その行動にかかる条件は何かを明示することのみを徹底して行います。行動をどうするかは兵士個人に考えさせるのです。


目標に関しては、中長期的なビジョンの策定と、短期的な個人の達成すべき目標の策定に重点が置かれており、これらを決定して周知することに徹したら、あとは前線の兵士個人に一任する。現場判断に任せる自由を確保することです。


この作戦遂行理論により、兵士はそれぞれ創造性を発揮し、ミッション達成への道筋を考えて行動するようになったと考えられ、創造性と生産性(成果の達成)が高まったと言われています。


さらにもう一つ。米軍では同じように、あえて詳細な指示を出すことをやめ、兵士の自主性を尊重して、自ら判断し動くことを推奨するようになっています。この場合も全体の統制を取るため、大きなミッション、向かうべきゴールのみを明確にし、これを共有することが徹底されています。


二つの例で共通している最大のポイントは、現場へと大胆に権限を移譲したという、柔軟性のあるマネジメントだという事。そしてリーダーらが示す目標・ビジョンは、簡潔にまとめられわかりやすく、実現期日も明示されていることが大切とされているそうです。


ここまで来ると、企業のチームマネジメントでも広く応用できる考え方だと思いませんか?


現在は"働き方改革"によっても、よりひとりひとりの働き方や価値観を尊重し、個々人が柔軟に選択して働ける環境の整備が強く求められるようになっています。こうした環境の中では、今までのような「精神論」で訴えるようなリーダーシップは通用しません。


「指示を待つばかりで動かない、だからあらゆることを常に細々指示しなければならない」などと決めつけずに、見方を変えてみれば良いと思います。細部まで詰めるパワーマネジメントではなく、部下を信じる、認める、褒めることで自主性を引き出すしなやかなマネジメントの実践にこと突破口があるのです。


チームとして達成すべき目標と、今日1日のミッションを話し合い、明確化することに努め、詳細な判断や方法といった実行にかかるプロセスは任せるというマネジメント手法・・・、裏を返せば、「丸投げ」とも捉えられるかもしれませんが、そこに発生する責任はしっかりと取る。だからこそ部下たちはのびのびとチャレンジできるのかもしれません。正直初めは勇気が必要かもしれませんが、ぜひ一歩踏み出し、実行してみてはいかがでしょうか?


最近我が社の中堅社員にもこういった指導が始まっています。




posted by なーたのうた at 21:35| Comment(0) | はい!朝礼始めます。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月27日

仙台】さくら野百貨店 自己破産・・・

遂に・・・と言った感じです。この度、自己破産を申請したのはさくら野百貨店仙台店を経営するエマルシェ。


2月27日、仙台地裁に自己破産を申請し、破産手続き開始の決定を受けました。売り上げ減少が主な原因。その売上減少にも原因はあるのでしょう。さらにその原因の原因は、、、。企業再生には根本に宿る「何者か」を突き止めなければ同じことを繰り返すんですよね。


代理人の弁護士によると負債額は約31億円。社員やパートなどの従業員約120人は26日に全員解雇されました。


今の店舗は食料品など自前の売り場を閉鎖。ドコモショップなどのテナントは営業を続けています。午前10時から取引先など債権者への説明会が市内で開かれ、約200人が出席。


ちなみに、青森・岩手両県にあるさくら野百貨店は青森市の別会社が経営していますが、風評被害といいますか、少なからず影響を感じずにはいられないのではないかと。。。


東京商工リサーチ東北支社などによる売上の推移では、


2006年2月期に
193億2600万円の売り上げ


となっていたのですが、郊外や近隣店舗との競争が激化。人気ブランド「H&M」などテナント誘致にも力を入れてきました。


しかし、業績悪化に歯止めがかからず、


2016年2月期は
79億3900万円の売り上げ


4期連続の赤字を叩きだしていました。


同社は1946年創業の丸光(仙台市青葉区)が前身。78年に丸光など東北の百貨店5社が経営統合して百貨店連合を設立。大手スーパー、マイカル(旧ニチイ)傘下として「ダックシティ」「ダックビブレ」と社名を変更しながら東北で6店舗を経営していました。


2001年9月に経営悪化から民事再生法適用を申請しています。

02年9月からさくら野百貨店に社名変更して再スタート。

05年4月に青森、北上など5店舗の経営を別会社に譲渡。

10年8月からエマルシェとしてJR仙台駅前にある仙台店のみを経営。


簡単な流れはこんな感じです。


百貨店というカテゴリでは地方を生き抜くのは非常に難しい時代になっているような気がします。


社長は「ご迷惑をお掛けするお客さま、お取引先さまに心からおわびを申し上げます。70年の歴史のあるさくら野百貨店仙台店をこのような形で閉じることについては痛恨の極みというほかありません」とのコメント。


なかなか人ごととは思えない出来事でした。




posted by なーたのうた at 17:19| Comment(0) | はい!朝礼始めます。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月26日

食品中に「発がん性物質」|調理過程で生成

テレビなんかで見たこと、聞いたことありませんか?

調理家庭で発がん性物質が発生する」って


工業用途として合成された「アクリルアミド」は、紙力増強剤や接着剤、排水の沈殿物凝集剤、土壌改良剤、合成樹脂、合成繊維、塗料などの原料として用いられます。これは、神経に対する毒性が知られる物質です。


実はこの有害物質は食品中にも含まれているのです。1997年にスウェーデンでの環境汚染事故が発端でした。


翌年にスウェーデンで汚染地域に住む人たちから低濃度のアクリルアミドが検出された原因を探るための研究がスタート。


その結果、炭水化物を多く含む食材を高温で過熱する仮定で生成されることがわかったんです。要するに「焦げ」ですよね。具体的にはフライドポテトなどに高濃度に含まれていることを2002年、世界に向けて報告しています。

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それ以来、世界中で食品中のアクリルアミドを低減するための取り組みが進められ、更なる研究や報告がなされるようになりました。


人への健康被害も調査された内容には、「アクリルアミド摂取で発がん性や神経影響の懸念がある」と結論図けられています。食品中の汚染物質のリスク評価を行う国際機関「FAO/WHO合同食品添加物専門家会議」が摂取低減するための取り組み継続を勧告しました。


日本ではどのような取り組みを?


もちろん日本も取り組みをしています。農林水産省が、2003年から国内で販売されている食品中のアクリルアミドの実態調査や、各種調査研究を実施しています。


結局、国内の食品も諸外国の食品と同じくらいの量のアクリルアミドが含まれていることがわかったんです。米菓、インスタント麺、ほうじ茶、麦茶などからもアクリルアミドが検出されました。


でも私たちの食事を考えてみて、アクリルアミドを含む食品を避けることは不可能だと思います。多くの食品の加工調理の過程で生成されますから「摂取しない」ということはできないでしょう。


しかし、調理の工夫や食生活に気をつけることで「低減」は可能です。


農林水産省は収集した情報や研究成果を2013年12月に、食品関連事業者向け「食品中のアクリルアミドを低減するための指針」を作成し推奨しています。


私たちの知らないところでその取り組みは行われており、アクリルアミド濃度の平均値に変化が出ています。たとえば、ポテトスナックの場合、2006-2007年に1.1mg/kgだったものが、2015年には0.57mg/kgに。そしてフライドポテトは2007年に0.41mg/kgという調査結果に対して0.27mg/kgに軽減されたと発表されています。


小さいころ「こげたものを食べるとがんになるぞ」と親に教えられトーストを焼くときは注意深く見ていた記憶がありますが、ちゃんとした裏づけがあったんですね。



posted by なーたのうた at 16:48| Comment(0) | はい!朝礼始めます。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月22日

職人の技にも「科学」が使われる|回転すし比較!

味の素さんのホームページは面白いですね。「味の素」の使い方を漫画で紹介しています。しかし、これが「外食店の裏側を暴露している」「すべての外食店がそうしているかのように見える」など良い印象を与えていないような風も吹いています。


「味の素」のすごいところをアピールしているつもりなんでしょうけど。


まぁバックナンバーを見ていたら「酢飯に味の素を使う!」というテーマがありました。


「実は多くのすし屋で使われている””」として紹介されています。それを裏付けようと独自に検査した人もいます。


人気の100円寿司の上位4社からお寿司を頂いて、ネタを除いたご飯の部分だけグルタミン酸(うまみ調味料)の含有量を検査したんです。


化学調味料など「四大添加物を排除」とうたう「無添くら寿司」を始め「スシロー」「かっぱ寿司」「はま寿司」を比較したんです。その結果がこちら


寿司ご飯中のグルタミン酸
( )内の数値 単位:mg/100g

一位 はま寿司  (24)

二位 スシロー  ( 6)

三位 無添くら寿司( 5)

四位 かっぱ寿司 ( 2)


検査は埼玉県食品衛生協会検査センターにて


業界では四位のはま寿司が堂々の一位。この飛びぬけて高い数値が化学調味料と考えられます。


そこで、はま寿司に化学調味料を使っているかどうか直接確認の電話を入れてみました。しばらくして・・・

公表していませんので、回答できません

という折り返しがありました。


4社の数値をお伝えしたにもかかわらず「使用していない」と否定しなかったところをみると、使用しているのではないかと言えるでしょう。


ただし、優良誤認にはならないんでしょうね。食品関係の仕事をしている関係上、いろいろなものを食べさせてもらっているんですが、はまさんはまずいとまで言うと角が立ちますので、「お口に合わない」と感じています。スシローや無添くら寿司はいいかなぁって思ってましたから。


職人の「技」にもいろいろあって、化学調味料をつかって旨みをだす技ってのもあるんだなぁと思いました。


100円寿司上位3社は使用していないと思われる所を見ると、無添くら寿司のコンセプトは良い競争を巻き起こしたのかもしれませんね。



posted by なーたのうた at 15:26| Comment(0) | はい!朝礼始めます。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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