2019年07月16日

米中貿易摩擦を考えてみた

ほんと、政治・経済については疎いのですが、会社では「仕入」という立場で仕事をさせてもらっているので、知っておいたほうがよいと思った件。


いろいろと値上げもある中で、「米中貿易摩擦」によって中国産の商品が安くなったりしないだろうか?と言う事。


例えば、フルーツ缶なんて中国でガンガン作っているわけですが、その輸出先の3割くらいはアメリカだそうです。そのアメリカが「よーし、中国からの輸入にはがっつり関税掛けてやる!」なんて話になったら、アメリカに入ってくる中国産のフルーツ缶は高くて買えなくなりますよね。


10~15%とか言ってませんっけ?・・・・となると、アメリカはヨーロッパとか違うところから輸入しはじめるとします。


何が起こるかと言えば、相当な中国での「荷余り」が発生しますよね。そしたら工場の稼働を下げる?そういうわけにもいかないんじゃないかと思うんです。なにより、出来上がっている商品をどこかに売らなきゃない!


物があまるってことは、値段下げてでも販売する。中国製品の値崩れが始まったりなんかして。


とかとか、少し勉強したくなりませんか。としたら、工場とお話しするとき何気なく「アメリカ向けって何割くらいあるんですか?」みたいなこと聞いておくのも手かもしれませんね。あまりにも比率が高い場合、何かが起こるかもしれませんよ。


posted by なーたのうた at 19:05| Comment(0) | 日常報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

ミンククジラに向ける刃物が・・・

調査用に捕獲された「ミンククジラ」での画像ですが、右側の調査員の手に持っている刃物が気になってしまうのですが・・・
クジラ.png

それはそれで、31年ぶりとなる商業用の捕鯨が再開。8日に豊洲市場に初入荷しました。生鮮ミンククジラは分解されてましたが各部位合せて250キロでした。


約30人ほどの仲卸などで入札が行われたのですが、セリの結果、最高値が21,500円と全国最高の評価となりました。


取り扱った築地魚市場のお話ですと、赤肉で通常は3,000円ほどらしいのですが、この日は6,000~3,500円で一段上の価格帯で推移したようです。


筋の無い良質な赤肉は「赤特」と呼ばれ2万円を超えたそうです。安値でも6,000円とセリにも熱が入ったようですね。


このミンククジラは北海道・釧路沖で今月1日から7日にかけて、小型船5隻による共同操業で漁獲されたものです。販売は調査捕鯨時代同様に、卸各社が順番で受け持つ仕組みのままで、入荷パターンは同様になります。


次回は9月初旬から10月下旬にかけて同じ釧路沖で実施されます。


今年は新規参入も無く、流通販売も既存ルートで行われるようで、何より漁獲枠も限られているので商環境は従来と変わらないとみられています。


業界の方には関心の高い原料ですよね。


posted by なーたのうた at 18:38| Comment(0) | 日常報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月05日

業務用ドライ品 カゴメの値下げ!!

今年度も値上げラッシュが続いていますね。


水産品に限らず、農産品も結構大変です。そんな中で、久々の値下げの話。


カゴメからですが、業務用のドライ品が対象です。ホールトマトの缶詰などそういったものが目立ちますね。


値下げの理由



理由を簡潔にまとめた文書には「TPP11,日欧EPAによる貿易環境の変化、並びに商品本体価格の変動を鑑みて・・・」との事で、わかるようなわからないような・・・・。


そもそもTPP11って輸入についてはメリットがあるという認識です。TPP11とは、参加11か国の間で、関税の削減や撤廃、更にはビジネスの自由化を推進する協定です。


参加国の間で貿易や投資が促進されることで、日本の実質GDPを約1.5%押し上げる経済効果が見込まれています。GDPとは国内総生産。GDPが上がるって事は、国の中で回るお金が増えたって事で、景気が良くなった?と言うような指標にも使われます。


ん?って事は、沢山消費するって他にも、物価が上がるって事でもあるのか?そういうことなんでしょうかね。まぁまぁ関税の削減は単純に輸入品のコストダウンにつながりますね。


もう一つの理由の日欧EPAですが、ワインとかチーズとかEUからの輸入品が安くなるって話、聞いたことないですか?それです。


日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が2月1日に発効しましたが、これで世界貿易の約4割を占める巨大な自由貿易圏が誕生しました。相互に貿易品目の9割超の関税を撤廃し、通関手続きなどを簡素化されていきます。


ってことはさ、カゴメさんとかってトマトや野菜類輸入してたら原材料安くなるじゃんって!


文書からだと、そういった貿易環境の変化によって、コストも変わってくるから値段下げときますね!という感じです。ちょっと理解力がなく、間違った解釈かもしれませんが。


ともあれ、外食産業は今かなり厳しい状態ですし、原料高のなかこんな話は助かりますね。今後どんどん増えてくるのかもしれませんね。それ以上に値上げが毎日入ってきてますけど・・・


posted by なーたのうた at 11:47| Comment(0) | 日常報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月22日

さらに値上げか?ごまの相場が上昇!

最近「競艇」を始めてみたのですが、なかなか難しいですね。でも面白いです。展開を予想するって様々な状況を理解する事で浮き出てくるのですが、それがまた思うようにいかない!


競艇場の一つに「蒲郡競艇場」があります。勝手に「かばぐん」と呼んでいたのですが、「がまごおり」と読むようです。蒲郡競艇場には特徴があって、第一ターンマーク(一個目のカーブ)付近がごま油臭いそうです(笑)


なぜならば、近くに竹本油脂があるから。ごま油作ってるんですよねぇ・・・


そんなごま油のいやな話題。仕入担当の方にはお話が入っているかもしれません。


食品や油脂に使う原料ゴマの価格が上昇してます。日本はほぼ全量を輸入しているのですが、主力のアフリカなどで不作の懸念があることに加えて、インドなどが買い付けを増やしています。それによって世界的に需給が逼迫しているんです。


東京の大口取引価格は搾油用アフリカ産が約3年ぶりの高値となっていることからも見て取れます。ゴマ油大手などは値上げを打ち出していますが、再値上げも検討している状態のようです。


ちなみに、世界でゴマの生産が多いのは、アフリカ、中南米、インド。日本は中国に次ぐ世界2位のゴマ輸入国で、搾油用と食用を合わせた輸入量は年15万7千トン(2018年)。


財務省の貿易統計を基に算出した搾油用ゴマの市中価格は足元で、アフリカ産が1トン15万3千円程度(中心値)と、前年同月に比べ2割上昇しています。これは16年6月以来の高値です。


高騰の主因は、主要産地であるアフリカで不作懸念や供給不安が広がる一方、生産国でもある中国、インドが国内需要をまかなえすに輸入拡大に走っている事。生産地の状況としても、初夏に収穫を迎える東アフリカのモザンビークやタンザニアの産地には4月下旬ごろサイクロンが襲来しました。北アフリカのスーダンは4月のクーデターによる情勢不安で安定供給は見込めないという事もあり、不安材料しかありません。


こうした東アフリカ、北アフリカでの供給が細るとの見方から、輸入国の買い付けは、西アフリカのブルキナファソやナイジェリアに集中。旧在庫が急減し産地価格が上昇しているのは明白。情報では、大手商社のアフリカ産調達価格は現在、17年に比べ8割高とみられます。ほぼ倍ですね。


今年に入りアフリカ産の買い付けを増やし、需給逼迫に拍車をかけているのがインド


インドはゴマの主要生産国だが産地が今春、干ばつに見舞われ、輸入を増やしているそうです。日本は農薬基準を満たさないインド産は輸入していないのですが、インドの不作はアジア価格を押し上げており、国内流通価格は2割ほど上がっています。


食料において忘れてはいけない中国の動向もカギを握ります。かつては輸出国だったはずが都市化で農地が減少する一方、調味料向けなど国内需要が拡大し「世界中でゴマを買い付けている」各商社は何かと付けて中国の購買を理由につけるほど。


一方、食用ゴマでは数量の多いアジア産黒ゴマが前年同期より2割高いです。主産地のミャンマーが18年の生育期に長雨に見舞われ作柄が悪化したことが要因。実際18年のミャンマー産輸入は17年比で半減。


そうなると気になる製品の価格。原料価格の高騰を受け、各社は相次ぎ値上げを打ち出したわけですが、ゴマ油大手のかどや製油は7月、家庭用ゴマ油製品を10%値上げします。竹本油脂も2月、業務用価格を5~10%引き上げ済み。食用ゴマ大手、カタギ食品も4月に業務用卸価格を引き上げ済み・・・


なのだが・・・・


大手商社によると、産地価格の高止まりは当面続きそうで、かどや製油の役員の話では「この状況が続けば、一段の値上げを検討せざる得ない」と決して油断されないことを周囲に発表しています。


競艇なんてやってられない状況ですよ、ほんと。


posted by なーたのうた at 14:10| Comment(0) | 日常報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月15日

食品ロスを考える「食品の廃棄」

ちょっと真面目に書いてみようと思います。


「食品ロス」とは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。様々な方が訴えています。メディアでも取り上げられます。


意識付けもそうですが、本当にどうにかしなければならない問題です。私たち食品業界にとっても、誰もが必要とする食品である以上業界の人でなくてもですね。


食品産業では、平成24年4月から食品廃棄物の発生抑制の重要性が高い業種について、環境省、農林水産省が食品リサイクル法に基づく「発生抑制の目標値」を設定して、食品ロスの削減の推進を図っています。


やっぱり食品製造業での発生量が多いわけですが、平成27年度の推計では2,010万トン。2,000トンじゃないですよ。2,000万トン!もっと書くと


20,000,000トン


まぁ大きい数字!ってくらいしかピンとこないんですが、はしたでない数字です。


「食品ロスを少なくするため、家庭での食事を控えて、外食でもするか」って、注文したものを綺麗に食べたところで、その外食産業では200万トンの食品廃棄物を出しています。


ちょっと残念な話と、それを受けて取り組みがスタートした話になりますが、2013年に大阪で発生した「母子餓死事件」がきっかけとなり「おてらおかずクラブ」と言うものがあります。


これは2018年度グッドデザイン大賞を受賞した取り組みなんですが、お寺に集まったお供え物を「仏さまのおさがり」として頂戴し、経済的困難を抱えた家庭に支援団体と協力して「おすそわけ」する活動です。


日本では975の寺院が参加(2018年10月末時点)し、お菓子や果物を始め、保存食品や日用品などを届けています。さらに連携している支援団体は392団体、毎月9,000人の子供たちが「おてらおやつクラブ」からおやつを受け取っているのです。


食品卸をしていると在庫商品の「賞味期限切れ」というロスがあります。自社の在庫管理上の問題であったり、お客さま都合だったり理由はそれぞれだと思いますが、廃棄処分する前に支援団体を通して寄付する活動も増えてきました。


調理の必要な食品が多くを占めるわけですが、こども食堂など調理してふるまってくれるところなどには喜んで頂いています。


基本的には発生させない事が、世の中にも自社の為にもよろしい事なんでしょうけれども、なかなか難しいですよねぇ、、、、って終わっていた一昔前ですが、目標を設定して今では取り組んでいます。


身近すぎるからこそ、深く考えたりする事って少ないんじゃないでしょうか。あとで最近意識している「SDGs」の事も触れてみたいと思います。なんせボリュームがでかいのでまた今度(笑)



posted by なーたのうた at 20:08| Comment(0) | 日常報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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