業務用として販売しているうちも受注が入ってきました。天然ウナギの資源減少から正直、うなぎ市場が縮小気味という業界のはなしもありますが、国産ウナギも中国産も今のところ例年並みの計画で進んでいます。
違うのは価格。昨年価格からまたさらに上がっています。一部ではフランス種が安く出回っているようですが、それでもそこまで中国産が落ちる事もなく(ジャポニカにこだわっているから?)、かつ国産は高止まりですね。
「うな次郎」は一正蒲鉾の20年にも及ぶ技術開発が生んだ商品。食感にしても「明らかに蒲鉾!」という他社のうなぎ蒲焼風食品とは似て非なるもの。
自社での量産体制を整えて、昨年の販売をばねに今季も販売数を拡大していきます。

すでにスーパーなどで目にされている方もいるかもしれませんが、メーカーが添付している販促シールには「魚のすり身で作ったウナギのかば焼き風(本製品はうなぎではありません)」
と表記されています。とはいうものの、本物のウナギのかば焼きと同様にビタミンB1がたっぷり入っており、食べ方も電子レンジなどで温めて、ご飯に載せたらめちゃうまの逸品が出来上がります。
以前もご紹介しましたが、一正蒲鉾のかに風味かまぼこの事。世界的なヒット商品で蟹風味かまぼこのトップメーカーとして一正蒲鉾は不動の地位を築いています。
それは、米国で本物のカニ資源が枯渇し、漁獲がゼロとなった事があるんです。その代替えとして「かにカマ」が注目され爆発的に、まさに「爆発的」「パンデミック的」に売れたんです。
かにカマと同じように、消費者のニーズを吸収できる効果は期待できるものと思います。
完成度の高い「うなぎ蒲焼風蒲鉾」、お試しください。
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ふくなおがヒスった!!