食品卸の皆さま、年間の廃棄ロスってどれだけありますか?
ぶっちゃけてしまうと、売上50億規模のわが社では年間400万円を超える廃棄を出してしまっています。
会社としても利益を失っていると考えられますが、それだけの食品があれば、どれだけの飢えに苦しむ人々が救われるのだろう・・・そんな事も思わずにはいられません。「もったいない」
そうした、まだ食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」の削減を目指す食品ロス削減推進法が、5月24日の参院本会議で全会一致で可決、成立しました。
国会とかTVで好んで見るタイプではなかったのですが、業界にいるせいか気になって見入っていました。一礼する宮腰光寛消費者および食品安全担当相の姿が印象的でした。
政府や自治体・企業の責務のほか消費者の役割などが定められ、国民運動として問題解決に取り組むよう求められています。ちなみにこれは超党派の議員立法で、公布後6カ月以内に施行されます。
農林水産省によると、国内で2016年度に廃棄された食品は約2759万トン。このうち、まだ食べられたものは約643万トンもあったという事です。食品で「トン」ですよ。頭をよぎったのは、地域を活性化させる巨大なべでつくる「○○○人分の芋煮」とかそんな企画。まぁまぁすべてが綺麗に食べられていればいいですけど。
この法は政府に対し、食品ロス削減推進の基本方針を定めることを義務付け、都道府県と市町村には、削減推進計画を策定するよう努力義務を課すものです。
私たちの業界も施策の協力をしなければなりませんし、消費者としても食品の買い方を工夫するなど、自主的に削減に取り組む事を考えていかなければなりません。
会社としても具体的な活動を行っていく上で、いろいろと研究している所でした。ことの発端は社長の聞いてきたSDGs(エスディージーズ)なんですけどね。
世界的な食品に関する話から、日本として向き合わなければいけない問題と取り上げられた証拠ですね。今後も、自社の活動と合せて紹介していきたいと思います。
2019年05月24日
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