2017年10月10日

"タンパク質"に筋肉増加効果が!?

普段からお取引も多い「日水」こと日本水産の生活機能科学研究所が興味深い研究成果を発表しました。


白身魚であるスケソウダラのタンパク質の筋肉増加効果がある事を発見しました。2009年より愛媛大学と研究を開始、現在は立命館大学、東京大学、京都府立大学など7つの大学や研究機関と研究体制を整えて、共同研究を行っています。


その成果として、ラットの試験で筋肉内の瞬発力をつかさどる「速筋」を増やす効果がある事を発見!さらに研究を進め、実用化に向けた研究に着手したのです。先日開催された「日本アミノ酸学会」で発表されました。
20170715211634997.jpg






日水の「タンパク質に筋肉増加効果がある」という成果発表はどんなものなのでしょう?


立命館大学の教授によるヒト臨床試験に基づくもので、1年間に平均で1~2%の除脂肪量(筋肉量の指標の事で臓器と筋肉を含んだ総量)が減少すると言われる65歳以上の女性を対象としたヒト臨床試験を実施。


運動の介入は行わずに、通常の生活で3ヶ月スケソウダラのたんぱく質を毎日摂取した結果、摂取後の除脂肪量の増加が確認され、筋肉の増加が示唆されたという事。その摂取量が気になりますが、3ヶ月という期間に行ったのは、スケソウダラ魚肉ミンチ4.5g入りのレトルトスープを毎日摂取。試験人数はボランティアで19人で行いました。


結果、全身の除脂肪量が19人中15人で増加、また、19人の平均値で見ると、統計的に有意に増加が確認されたそうです。


一方、愛媛大学の教授の発表では、その有効成分について。ラットによる実験で、スケソウダラのタンパク質中に含まれる有効成分探しで、たんぱく質を分画し(分けて区切っておく)、ミオシンを多く含む画分(分けて区切った中のひとつ)において筋肉量を増加させることを確認したとの事。


さらに日本水産の研究員から有効量の結果。スケソウダラたんぱく質の1キロあたり333ミリ以上の投与によって、筋肉増加効果を示す事が確認できたという。この結果によって、ヒトへの有効量として、体重60キロだと3.3グラム/日以上のスケソウダラたんぱく質を食べる事で筋肉量を増やす事が示唆されるというのです。


スケソウダラのたんぱく質を与えたラットには、運動後の筋増量作用に類似した遺伝子変化が起きる事も確認されており、筋肉の合成が促進、さらに分解が抑制される事が示唆されているという事です。


タンパク質と言うと小麦や、卵をイメージするのですが、スケソウダラたんぱく質は小麦をはるかに上回り、卵と同等以上のタンパク質の質を持つ事もわかっています。


こうした研究はさすが日本水産。正直、食品業界よりもサプリ事業が儲かっているとかって噂も聞くぐらいの勇ですから、今後も期待したいです。


食べないよりは、食べた方がよい!そんなレベルからでもスケソウダラの鍋でもつついてみてはいかがでしょう。

ニッスイ イマークS 10本(お試しセット)

新品価格
¥1,080から
(2017/10/10 20:40時点)


posted by なーたのうた at 20:41| Comment(0) | その時のトレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
カテゴリ
ご紹介する友達ブログ