年末に向かって忙しさが増してきたわけですが、今年も不安要素が多い年末です。
食品業界では、価格高騰、入荷遅れ、欠品など、供給面でも非常にタイトな年末となってきました。
そんな中、役員から「年賀状を送りませんって案内来たけど、これもいいんじゃないか?」というような案が浮上してきました。
毎年恒例の、どこに出して、どこはストップ、、、みたいなチェック依頼が各部門に渡るのですが、結果として「年賀状は原則廃止」という形となりました。
コロナ過で瀕死のダメージを受けてしまった企業もあるから、そこへの配慮?とかいろいろ考えてしまったのですが、年々この「年賀状廃止」は広がっているようですね。
ぶっちゃけ日本的な社交辞令なイベントでもあるからなぁとか思います。そこに、ハガキ代、人件費(手書きはほとんどないか)を掛けてご挨拶を送るなんて、ビジネス上ではメールで「担当者へ直接」でいいじゃないの?という感じなんですかね。
試しに、年賀状廃止の文書を見せてもらったのですが、「年賀状取りやめのお知らせ」という感じで、「地球環境の更なる配慮」や「デジタル化の推進」「働き方改革」や「新型コロナウィルス感染症」など、いろんな理由を立ててますね。
よくある集合写真の入ったハガキなども、昨今ではそんな撮影出来ないでしょうしね。全員マスクで集合写真ってのも、絵的には面白いかもしれないですが、無いですよね。
「虚礼廃止」という言葉を見つけました。「礼」の廃止ではあるのですが、あたまの「虚」で分かる通り、形骸化してしまった礼、簡単にいうと、中身の伴っていない礼であれば、辞めてしまえって事ですね。
表面上だけってのは、ほんとお互いに無駄な事が多いでしょうからね。
その言葉を見つけて、自分を振り返ってみると、電話を切る時、「ありがとうございました」という言葉をついつけてしまうんです。メーカーさんとの電話がほぼほぼなんですが、値上げの案内も、欠品の案内も、よくない話の電話でも。
なんかやっぱりおかしいな?って思いました。気持ち的には、ご連絡いただき「ありがとうございました」という気持ちもあったり、若いころは、価格的な対応についてだったり、お願い事が多かった事もあったからだと思います。
しかも、僕ら中間流通は、メーカーさんの協力があってお客様への適切なサービスが提供できているって思っているので、やっぱ「ありがとう」だったんですね。
でも、口癖のように感謝の言葉を使ってしまったら、これホント「ありがとう」が表面上の感謝でしか無くなってしまうなぁと感じました。
もっと「ありがとう」を大事に使ってみようかな。「ありがとう」の威力を磨いて、相手のハートを打ちぬけるくらいの「ありがとう」に育ててから、ここぞというところで、ぶちかましてやろうか。
まぁ言葉ってその時、その瞬間に発しないと効果なかったりですよね。
まずは、意味を理解して、重いの詰まった感謝が自然と出るようにしていきたいです。
空っぽの「ありがとう」には気をつけたいな と思った話でした。
年賀状からこういった話になりました。
読んでいただき「ありがとうございます」笑
2021年11月18日
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