2019年05月15日

食品ロスを考える「食品の廃棄」

ちょっと真面目に書いてみようと思います。


「食品ロス」とは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。様々な方が訴えています。メディアでも取り上げられます。


意識付けもそうですが、本当にどうにかしなければならない問題です。私たち食品業界にとっても、誰もが必要とする食品である以上業界の人でなくてもですね。


食品産業では、平成24年4月から食品廃棄物の発生抑制の重要性が高い業種について、環境省、農林水産省が食品リサイクル法に基づく「発生抑制の目標値」を設定して、食品ロスの削減の推進を図っています。


やっぱり食品製造業での発生量が多いわけですが、平成27年度の推計では2,010万トン。2,000トンじゃないですよ。2,000万トン!もっと書くと


20,000,000トン


まぁ大きい数字!ってくらいしかピンとこないんですが、はしたでない数字です。


「食品ロスを少なくするため、家庭での食事を控えて、外食でもするか」って、注文したものを綺麗に食べたところで、その外食産業では200万トンの食品廃棄物を出しています。


ちょっと残念な話と、それを受けて取り組みがスタートした話になりますが、2013年に大阪で発生した「母子餓死事件」がきっかけとなり「おてらおかずクラブ」と言うものがあります。


これは2018年度グッドデザイン大賞を受賞した取り組みなんですが、お寺に集まったお供え物を「仏さまのおさがり」として頂戴し、経済的困難を抱えた家庭に支援団体と協力して「おすそわけ」する活動です。


日本では975の寺院が参加(2018年10月末時点)し、お菓子や果物を始め、保存食品や日用品などを届けています。さらに連携している支援団体は392団体、毎月9,000人の子供たちが「おてらおやつクラブ」からおやつを受け取っているのです。


食品卸をしていると在庫商品の「賞味期限切れ」というロスがあります。自社の在庫管理上の問題であったり、お客さま都合だったり理由はそれぞれだと思いますが、廃棄処分する前に支援団体を通して寄付する活動も増えてきました。


調理の必要な食品が多くを占めるわけですが、こども食堂など調理してふるまってくれるところなどには喜んで頂いています。


基本的には発生させない事が、世の中にも自社の為にもよろしい事なんでしょうけれども、なかなか難しいですよねぇ、、、、って終わっていた一昔前ですが、目標を設定して今では取り組んでいます。


身近すぎるからこそ、深く考えたりする事って少ないんじゃないでしょうか。あとで最近意識している「SDGs」の事も触れてみたいと思います。なんせボリュームがでかいのでまた今度(笑)



posted by なーたのうた at 20:08| Comment(0) | 日常報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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