2018年05月31日

シダックスのカラオケ撤退・・・

シダックスと言えば、仕事柄受託給食でお世話になったイメージですが、カラオケなども手掛けていますよね。


そのシダックスが30日、カラオケボックスの運営事業から撤退すると発表しました。「カラオケ館」などを運営するB&Vに運営子会社の持ち株81%を売却して、同子会社に対する97億円分の債権も譲渡します。


不採算店の大量閉鎖などリストラを進めてきたシダックスですが、自力の立て直しは難しいと判断したんでしょう。今後は給食などフード事業に経営資源を集中させるようです。


だいぶ前ですが、受託給食の事業では、物流の一元化として各エリアのセンターをバッサリ切ってさらに集約しました。まぁ、一方的にばっさりやられた側なんですが、わたくし。


 ちなみに売却額は明らかになっていませんが、同子会社は2018年3月期末で32億円の債務超過に陥っています。シダックスは運営子会社に対する債権の一部を貸倒引当金として計上済みですが、株と債権の売却で譲渡損失が発生します。損失額は6月8日までに決まる予定となっています。


 シダックスはこれに合わせて、7月中に日本政策投資銀行や三井住友銀行などの出資者で構成する投資事業有限責任組合を引受先とする約25億円の優先株を発行して、新株発行で調達した資金は運転資金に充てる方針を出しています。


 93年にカラオケ事業に参入したシダックスは、一時は店舗数を約300店舗まで拡大したわけですが、ただ大都市の駅前店舗に比べて収益性に劣る郊外の大型店を中心に出店を進めてきたため、採算悪化が続いてしまいました。戦略ミスの招いた結果と言えるのでしょうかね。


 16年には全体の約3割に当たる不採算店80店の閉鎖を打ち出したほか、近年は駅前店舗を中心に出店を進めたが、経営は好転しませんでした。18年3月期のレストランカラオケ事業の営業損益は10億3800万円の赤字と、前の期に比べ赤字幅が約8割拡大していましたから、遅かれ早かれ結末は見えていたところでしたね。


posted by なーたのうた at 19:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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