2017年11月11日

米価格の上昇で、コンビニおにぎり値上!

コンビニやスーパーがおにぎりの値上げに動いています。これまで中食などの業務筋は米商品の売価改定には慎重だったんですが、遂にこの時が来たんです。


年末には価格を一段上げた2017年産業務用米への切り替え時期を向かえることになりますので、「店頭価格の値上げ加速」という見方をした方がよいでしょう。


大手コンビニのローソンは10月末に実施。全国約1万2700店でおにぎり商品の一部で値上げをしています。販売量が最も多く、自分もとりあえずこれって手に取る「シーチキンマヨネーズ」は、110円から116円に改訂。定番の「日高昆布」は110円から116円に、紀州南高梅は110円から120円になりました。


高価格帯の「新潟コシヒカリおにぎり」でも同様の対応で、「焼さけハラミ」を168円から198円となりました。価格改定には客離れのリスクがある為、付加価値を高めた上で価格を見直したのだそうです。


東北では見かけませんが、首都圏を中心に300店舗を展開するスリーエフは今年度、おにぎりの価格を見直しています。扱っている約30種類のうち3分の1に当たる商品で、価格を1個当たり5円値上。こちらは「主要な原材料の米の値上がり分を転嫁」と言う事で、客離れを防ぐ理由で、ツナマヨネーズやサケなど定番品目は据え置きしています。


値上げによる利益改善には二つあり、単純に売価を上げる方法と、売価は変えず量を減らす方法があります。関東のある業者ではコンビニやスーパーのおにぎりに対して、4月から、納入価格を据え置いたままご飯の量を5グラム減らし、実質的に値上げをしています。


ちなみに、量目の見直しは、冷害で米価が高騰した2003年以来ということ。ここ数年、銘柄間の価格差が縮んで値頃感のある米を調達しづらくなった、との声や。ブレンドする銘柄の構成を見直すだけでは対応できない」と説明もありました。



日本炊飯協会によると、16年産の業務用米の取引価格は1キロ当たり260円程度。近年で最も安かったのは14年産。ここでは1キロ200円を下回る事もありましたが、年々価格が上昇。値頃な米の不足感が背景にあります。


年末ごろの17年産への切り替わりを見据え、今後も価格上昇や、量目を抑える「実質値上げ」に踏み切るケースが増えると考えています。関東のある大手米卸は「17年産は1キロ300円を超える展開になる」といいます。上昇分は転嫁されて我々にのしかかってきます。


販売価格が変わる事で、消費の減少も懸念材料としてある事から、慎重に行わなければなりません。
posted by なーたのうた at 14:10| Comment(0) | その時のトレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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