2017年07月13日

物流業界に風が・・・フードサービスから

物流業界の人手不足は深刻です。そんな中、吉野家が「デリバリーサービス」に参入しましたね。といってもマクドナルドが数年前に開始したような「自店舗に自前のデリバリースタッフと配達車を置く!」という方式ではありません。


別会社が運営するシェアリングデリバリーサービス「出前館」に参入する!、という形によっての参入です。
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ちなみに「出前館」のシェアリングデリバリーは、飲食店と、配達機能を持つ拠点(朝日新聞販売店ASAなど)のデリバリー拠点が、それぞれ「出前館」に加盟することによって成り立つものです。


注文そのものは、インターネット上のサイトである「出前館」が受注し、実際に注文が入ると、店舗は指定時間で調理を行い、デリバリー拠点はバイクと配達員を使ってその商品の配達を行います。


つまり、「出前館」に加盟する飲食店にとっては、新たに配達員を雇用するなどの導入コストを負担することなく、デリバリーサービスを開始できるというメリットがあるのです。配達機能を既に持つ事業者にとって
は、注文の安定的な増加が見込めるわけですね。


この仕組みでは「シェアリングエコノミー」を採用しています。シェアリングエコノミーとは、使われていない資産を有効活用することですが、新聞販売店でいえば、新聞配達をしない時間帯の、バイクと配達員をデリバリーに活用することがそのひとつとなります。


飲食店は、配達機能がなくてもデリバリーが可能になるし、デリバリー拠点である新聞販売店は、所有するバイクと配達員を有効活用でき「出前館」の運営会社は収入を得ることができます。


また、利用者はデリバリーの選択肢が増え、家にいながらスマホなどで簡単に注文ができるというわけです。4者が得をするトータルウィンな関係性と言えるのではないでしょうか。

 
回転寿司チェーンのスシローも、6月5日から出前を一部店舗で開始しましたよね。


こちらは、米ウーバーテクノロジーズが運営する宅配サービス「UberEATS(ウーバーイーツ)」を経由しているようです。


ウーバーイーツでもシェアリングエコノミーを採用しており、配達員に登録した一般の人が、時間の空いている時に、自身のバイクや自転車で注文された商品を配達するサービスです。


共働き世帯や単身世帯、高齢者の増加などに伴い、自炊の手間と時間を省く人が増えてきた事が、こうしたデリバリーサービスの急速な発展に繋がっているのだと思います。


デリバリー市場には、多くの飲食店や小売店が続々と参入し、「出前館」や「ウーバーイーツ」といった宅配プラットフォームも次々と現れています。


提供者側はどのような戦略を打ち出して他社と差別化していくのか?今後の動向から目が離せませんね。注目していきましょう!



honn
posted by なーたのうた at 18:13| Comment(0) | その時のトレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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