2017年06月26日

~ポンコツ~豊洲の事を書いてみよう

途中から語り出すのも大変恐縮なんですが、思いつつも一応水産品に関係する仕事を担っている以上、まったく無関係・・・というのもさみしいので書いてみる事にしました。


ネタは豊洲問題・・・


情報源は新聞やTV、メーカー筋などからの話となるので”いまさら”感があるかもしれませんが、わが国の中心部で起きている事でもあるので、これを機に興味を持っていただいたり、情報交換ができるようでしたらそれまた幸いです。


今月半ば・・・11日ですね。専門家会議で豊洲市場用地に盛土が形成されずに、地下空間となっていたことへの対策として、その空間を遮蔽(しゃへい)する案を了承したのですが、逆に地下水管理システムの増強を求めました。


この「地下水管理システムの増強」を求めるに当たり、なんともポンコツな過去があった為なんです。


地下水管理について旧専門家会議は「市場用地とそれ以外を遮水壁で分離する」という提案をしていましたが、これでは地下水をくみ上げて排水しないといずれは降水により市場用地が水没してしまうという状況となります。これへの対策に加え、地下水の浄化(環境基準の10倍程度を目標)を掲げて、地下水中の汚染物質が盛土を汚染する事が無いようにする為に「地下水位を盛土より下で管理する」としていました。具体的にはAP+1.8メートル以下。APとはArakawa Peilの略で荒川河口水面とご理解ください。


しかし、豊洲市場施設が完成した昨年の10月時点で地下水位の調査ポイント21地点すべてでこれを上回っていた事がわかりました。場所によってはAP+5メートル以上だったとか。これについて都の言及。「地下水管理システムが本格的に稼働すれば管理水位まで下がるのだ!」


本気だしてないのね・・・


現時点での水位について基準値近辺で管理されているのは1地点のみ。実は地下水位の1日2回の測定結果は市場ホームページで公表しているのですが、ここ一ヶ月で目立った水位変化がないのです。まぁ最大でも25センチくらいの変化はありますか。逆に上がっている部分も。


もちろん11日の専門家会議でつっつかれますよね。「海水由来の成分が付着するなどの問題で・・・給水ポンプが目詰まりを起こしており・・・日量600トンの処理能力のうち1/3以下しか発揮できていない」という事を認めました。


で、どうするのか?が気になるところ。専門家会議の指示に基づき増強を図っていく事になったのですが、そもそもろ過水管理システムの機能が不十分なんじゃないか?という稼働直後からの疑念は「問題ない」とされていましたが、結果「問題あり」となった形。


巨額と言える投資ですから「無駄遣い」と言われないように、もう言われていますけど!良い方向に落ちつけてください。





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posted by なーたのうた at 18:54| Comment(0) | 日常報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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