2016年12月06日

ダイエーの戦略転換|なるほどな着眼点


ダイエーは今月に、精肉や鮮魚の消費期限を長くする新包装を導入しました。


グループにある加工背インターに、保存用のガスをパックに充填する専用の機械を導入したのです。もちろんまったく無害のガス。


従来の包装に比べて1~4日ほど長くできるそうです。最大100品目を対象として200近い全店で販売します。狙ったのは毎日買い物できない共働き・単身世帯の需要を見込んでいるほか、自店での値引き販売や食品廃棄の削減にも効果が期待できるという事。


値引き販売が少なくなるのは、閉店間際につまみを買う為立ち寄る人たちによっては、さみしいところかもしれませんが、顧客のニーズと店舗のコスト、両方に答えられる取り組みだと思います。


首都圏と近畿の加工センターを中心に計12台もの機械を導入。食品劣化を抑える「保存ガス」をパックに注入するものだそうです。


サーモンの切り身やタコのぶつ切り、豚肉の薄切りなどセンターで加工する生鮮食品は新包装に切り替わります。皿型をしたトレーに透明フィルムを張り付けて密閉。通常商品と同じ配送ルートで店頭に並びます。しかも、価格や容量は変わりません。


消費期限の延長効果は品目や部位によって大きく変わるそうですが、1日だったものは2日になったり、3日だったものは7日だったりするようです。


ダイエーの近沢社長の話では「毎日買い物に来ていた専業主婦が減り、保存がきく食品を選ぶ傾向が強まっている」との事。


食べきれなかったりすると冷凍保存をする方法もありますが、数日間なら味の落ちやすい冷凍保存をせずに煮数が持てばメリットになります。


しかしながら、長くなった消費期限と言えど鮮度のいいものを選ぶ目もありますから、古いのはいずれ残ってしまうのかもしれませんが、店舗運営視点から見ても、値引き販売をする率も少なくなるし、廃棄の削減にも効果が出るといいます。値引きシールを張る手間ってのも削減できますね。


日本ではチラシで日替わりの特売商品を訴求する大量販売が定着していますが、品出しや物流などの負担も大きいですし、予測を誤ると大量の廃棄や在庫を生み出してしまいます。


そんな流れから最近では一定期間同じ値段で売り、販売量が安定しやすい「エブリデー・ロー・プライス」の手法が取り入れられています。


ダイエーは今秋、定例としてきた週一回のセール「木曜の市」を中止しています。1日当たりの販売量を平準化し、運営コストを抑える手法に戦略変更したと言えます。


鮮度の良いものにこだわる消費者ニーズに、消費期限の延長という取り組みはどのような結果を生むのかきになりますねぇ。





生鮮がらみで「魚」の話題

posted by なーたのうた at 20:13| Comment(0) | 日常報告書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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