4月28日~5月8日に江東区青海で開かれたイベント「肉フェスお台場2016春」で提供された「ハーブチキンささみ寿司」で食中毒の事故。
ささみ寿司を食べた8~41歳の男女49人が、下痢や嘔吐などの症状が発症。男女3人が約1週間入院したそうですが、いずれも快方に向かっているとの事です。江東区保健所はイベント主催社に、生肉提供をやめるよう改善勧告を行うという事です。
鶏肉で来ましたかぁ・・・。以前、会社の新年会で、生ハムだと思って鶏ささみを生でかじってしまう失敗を自分はしてしまったのですが、飲み込んだ半分くらいでは何ともありませんでした。でも、気分的におなかが痛く感じるもんでしたね。「それササミだからこの鍋で焼いて食べんるンだよ!」なんて隣で驚いている仲間を思い出しました。
そういう事で、実は続きがあって・・・・保健所は食中毒の疑いが判明した今月6日には、イベント主催社へささみ寿司の提供をやめるように指導を行ったそうです。
しかし・・・
同社はイベント終了まで販売を継続したのだそうです。合計で1万3924食を販売しており、今後も患者数が増える可能性は否定できないと・・・。これってどうなの?
この「ハーブチキンささみ寿司」は4個で¥700の商品で、軽く湯通しした鶏ささみをのせた寿司なんですが、これを食べた49人が食中毒症状を発症。患者から検出されたのはカンビロバクター、都によると、今月6日に荒川区役所に「イベントで食事後に体調不良になった」と通報があり、食中毒の疑いが浮上。調査したところ、軽く湯通しした鳥ささみをのせた「ハーブチキンささみ寿司」(4個、700円)を食べた49人が食中毒症状を発症していることが分かった。患者からカンピロバクターが検出されたという事。
カンピロバクターは1982年に食中毒菌としてしてされているもの。鶏肉や牛レバーから高確率で検出されます。こうした事から、加熱が十分でなかった可能性が考えられています。
ちなみにこのイベントのホームページなどを見ると、イベントでは会場にコンテナを改造した複数のブースを用意し、「飲めるハンバーグ」や「ミート率100%BURGER!!」などの肉料理を販売しています。そういえば「肉フェス」ですもんね。
実は別会場である福岡市の会場でも3~4日に「ハーブチキンささみ寿司」を食べた20代の男女計4人が腹痛や発熱などを訴える問題が起きています。
肉フェス・・・・今後が不安ですよね。

生肉で起きた懐かしの事件