2016年03月09日

何者だ!!「アラキドン」現る

なんか言ってるんですよ「アラキドン・・・」とか何とかって。
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まじめな話、国際水産物流通促進センターが3月2日に都内になるんですが、あるセミナーを開催しました。「まだある魚食のベネフィット -新たな視点から見た水産物たんぱく質・脂質の利点-」というもの。


サプリメントのようなものでよく聞くものとしてDHAEPAはご存知ですよね。詳しくなくても「なんか健康にいいもの」ってくらいの認識はあるかと思います。実際すごい力をもっていますけど。でもって、この度のセミナーではEPA、DHA以外の水産脂質の新たな健康機能の可能性についての講演だったんです。


紹介されたのが「アラキドン酸」活字で見ないと小学生クラスの人は「新しい怪獣さんか?」って思うかもしれませんね。この成分は、EPA、DHAとならび幼児期の脳の発達や痴呆予防など、脳の健康について有効に働くそうです。


アラキドン酸は巻貝や二枚貝などに多く含まれていて、今注目され今後も健康機能物質としてスポットを当てられていくと思います。


ところで、知っているようで「なんだっけな?」というEPAは「血液サラサラ」、DHAは「脳の働きが良くなる」ということで広く知られています。そのほかにも講演では魚骨のコラーゲンについてもふれられ、ブリ・マダイ・カツオからの抽出研究に取り組んでいるそうです。


ブリにいたっては中骨からEPA、DHA、カルシウムも多く抽出されるという事で、さすがに出世してきただけある魚だなと感じます。食品の原料として利用された際の残渣(ざんさ)の活用方法としても注目されています。


今回の主役としてのアラキドン酸ですが、貝類のほかアメリカオオアカイカの
などに多く含まれています。PEプラズマローゲンやマリンセラミドを含んだ有用物質で、健康機能の可能性は極めて高いとされています。


こうした研究からサプリメントなども開発されてくるんでしょうね。


まだまだ話は盛り上がって、ヒトデの油脂からはマウス実験による効果が伝えられました。ヒトデから抽出したDHAでがんの抑制効果が確認された事、美容品素材として活用が期待できるなど原料を知ったら「えっ!?」と思ってしまいそうな話もありました。


いずれも、廃棄されている部分の活用などの面からの研究です。期待したいですね。



posted by なーたのうた at 18:18| Comment(0) | その時のトレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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