2015年08月04日

腐っているかと思った畜肉加工品・・・

冷凍の畜肉を商品として販売しているんですが、先日納品した「冷凍豚小間」でお客様から「黒ずんでいるんで、交換してもらえないですか?」とクレームを頂きました。


この暑い夏場に畜肉で変色?温度管理はしっかりされている車両ではありますが、100%とも言えないので、お客様へ交換品を持って伺いました。


んー比較するとやっぱり黒ずんでいるようにも感じます・・・。心配もあったので見た目的に問題なさそうな商品と交換しました。お客様も納得されてその場を去ったんです。


さぁここからですね、加工メーカーへこちらからクレーム内容と調査報告をしてもらう事にしました。回収してきた商品をメーカーへ送り返しました。参考画像とともに出てきた回答は・・・


『変色部分はリンパ節及び血液が滲んだ脂肪と確認。豚小間の作業工程は、輸入凍結原料をほぼ凍結状態のまま加工し、袋詰めの工程で変色・異物混入などのチェックを行なっている。その工程のなかで、通常目視で取り除くべき大きさのリンパ節を見落とし出荷』


そんな内容でした。非を認めてはおり、お詫び等もあったのですが、最後に『当該商品が、決して腐敗や劣化により変色した物では無いことを御理解いただければ・・・』と付け加えていました。
肉2.JPG肉1.JPG

でも気温的な部分や冷凍とはいえ、生鮮品のクレームはドキッとします。牛豚等、畜肉全般に言える事なんですが、リンパ節は体内のいたる所に分布していて、使用部位にもよりますが、すべてを除去できない事もあります。


でも考えてみると、気持ちは悪いかもしれませんが、肉そのものの由来でもあるので、理解あるお客様であればそのまま納品ができる。だいたい重量で販売しているものでもあるので、除去してしまえば重量が減る・・・そんな利益優先の心がでてくる可能性もありますよね。


信用はしています。変な勘繰りはやめて、伝えられたことをそのままお客様へ伝えて、ご理解を頂きました。


ちなみに、畜肉業界では当たり前のように横行している「チルド流通冷凍販売」「冷凍流通チルド販売」、この事について述べてみます。後者の「冷凍流通チルド販売」とは生産され保管、流通を冷凍状態で行なっており、消費者への販売をする際にチルド(冷蔵)品として、賞味期限を付けられて販売されます。


スーパーで言えば、お魚の切身なんか大体そうですよね。そのおかげで安い輸入品などで家計に役立つとか、いい点もありますよね。最近の円安はよろしくないですが。


一方、「チルド流通冷凍販売」は問屋である私たちもちょっと疑問視しておりメーカーに反発した事がありました。以前は「鶏むねの正肉」だったんですが、商品を仕入れた際のラベル(シール)の賞味期限は一年後くらいの日付が付けられており、まぁ冷凍だから当たり前の感覚だったんですが、次の瞬間、パッケージ自体に印字されている賞味期限を見つけたんです。


半年前に切れている・・・・。衝撃的でしたね。もちろん業界の流通方法を知ったもののお客様へはお出しできないと判断し、もともと冷凍で流通している「鶏むね正肉」を手配してもらうようにしたんです。


結局、その印字表示は切れているけど、上張りしたシールで管理しているものもご理解いただいてお使いいただけたんですが、ここでも勘繰ってみると・・・過ぎてしまって3日後くらいに「あっやっべぇ、賞味期限きれてた!凍結掛けてしまおう」なんてものでもわからないですよね。


品質の劣化を抑制する為でもある冷凍技術ですが、その前に劣化していてはあまりよろしくないですよね。そんな事を思ったりしました。


ちょっと誤解を招くようでしたら申し訳ありませんが、個人的に思ったことでした。日本ではそんな悪い事をして販売しようとする企業なんてありませんけどね。世界的にはねぇ・・・。
ラベル:くさってる?
posted by なーたのうた at 19:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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